助手席に牛を乗せ高速道路を走行する男 車からはみ出す巨大サイズに警察官も驚愕

角のサイズはギネス世界記録級? 車からはみ出す巨体で大人しく運ばれる牡牛の姿に、SNSがザワつく。

2023/09/09 09:30


高速道路

車の助手席に巨大な「ワトゥシ」種の雄牛を乗せたまま高速道路を運転していた男が、人々を驚かせている。通報を受けた警察は実物を見るまで、牛は車の中に収まるサイズだと信じていたという。

『Evening Standard』『BBC』などの海外メディアが報じた。

【動画】ビッグサイズでも大人しく車にのる雄牛



 

■子牛だと予想していたら…

アメリカ・ネブラスカ州の警察の発表によると、警察官たちは雄牛を助手席に乗せたまま高速道路を走行していた男を止めた際に、動揺を隠せなかったという。

ハウディ・トゥーディと名付けられたその雄牛が車に乗っていると報告を受けた時、彼らはせいぜい車に乗り込めるサイズの子牛や、それ以外の小型動物だろうと推測していたが、実際の光景を見てショックを受けたのだ。


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■改造車で無理やり運搬

警察官たちが高速道路275号線を走行中に見たのは、とてつもなく大きな角を持つ巨大な白黒の雄牛が、あちこち改造された車の外に、体の大部分をはみ出して立っている姿だった。

左右に広がった角の幅は車幅ほども広く、背中の高さは車高を超えていた。そのため車は助手席側の天井からフロントガラスまでがすっかり切り取られており、転落防止のためか車体には金属の格子柵が取り付けられていた。


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■ギネスにも乗る立派な角

警察の調べによると、この雄牛はワトゥシあるいはアンコーレ・ワトゥシと呼ばれる品種で、非常に大きな角を特徴に持ち、ギネス世界記録に登録された個体は片方の角の長さが1メートル近くある。

また車体には「ネブラスカ州ビッグ・ロデオ・パレード」の記載があり、ハウディ・トゥーディもロデオ用に飼育された雄牛だったのかもしれないが、詳細は明らかになっていない。

なお、乗車していたリー・メイヤーさんは警察官に雄牛の名前を教えた後、警察の指示に素直に従い牛を連れて帰ったようだ。


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■交通違反にはならず…

この事件は目撃者や警察官に大きな衝撃を与えたが、誰も怪我はしていない。結果的にリーさんは交通違反の罰則は受けずに、その場で注意を受けるだけで済んだという。

SNS上では「このクールな光景を見てみたかった」「牛がすごく恥ずかしそうに見える」「改造すればいけると思ったんだろうか」「このニュースで一日晴れやかな気分になりました」などのコメントが寄せられている。

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■大人しく車にのる巨大牛
警察交通違反話題高速道路ロデオギネス世界記録翻訳記事ネブラスカ州雄牛ワトゥシ
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