関わりたくないので…　約6割の人が利用した経験のある「SNS」の機能とは

SNSはとても便利なツールではあるが、一方で面倒なトラブルが起きる可能性もある。そんなときのためにブロック機能があるが、はたして活用している人は多いのだろうか。

 

■約6割「SNSでブロックした経験あり」

Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女780名を対象に「SNSの利用」に関する意識調査を実施したところ、全体で56.3%の人が「SNSのブロック機能を利用した経験がある」と回答した。

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■若い女性に多い傾向

性年代別では、10〜30代の女性が高い割合になっている。

SNSを積極的に活用している世代でもあるために、なにかとトラブルになることも多いのかもしれない。

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■しつこくDMをされたので

しつこいDMが嫌でブロックをした20代女性は、「過去の投稿を見ても変な感じの人ではなかったので、フォローを返しておいたんです。しかしそれからしばらくすると、その人から頻繁にDMが送られてくるようになりました。最初は面倒と思いながらも適当に返信をしていのですが、だんだん『会いたい』などと言われて…」と当時を振り返る。

ブロックしたあともしばらくは不安だったようで、「だんだんと怖くなってきたので、迷った末にその人のアカウントをブロックすることにしました。それからしばらく『なにか仕返しをされない』か不安になっていましたが、とりあえず今のところはなにもないので安心しています」と続けた。

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■ブロックよりミュート

やり取りのある人はブロックしにくいと考える30代男性は、「投稿内容が気に入らないとかであれば、ブロックでなくてもミュートだけで事足りると思うんです。なにかしらの交流のある人は、ブロックをしにくいと思ってしまって…。一時期よくいた怪しいDMとかを送ってくる人なら、速攻でブロックできるんですけどね」と話す。

自分がブロックされたこともあるようで、「僕自身がブロックされているのを何度か確認したこともありますが、ほとんどやり取りをしたことがない人ばかりでした。それなのになぜブロックされたのかよくわかりませんが、知らない人なのであまりブロックされてもショックはありません」とも語っていた。

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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
2023年7月12日～2023年7月13日 
調査対象：全国10代～60代の男女780名