大谷翔平とダルビッシュがショートアームにした理由は… 元西武投手が独自分析

元西武OBの松沼氏と牧田氏がダルビッシュと大谷の投げ方を分析。2人に共通点もある?

2023/05/31 03:40


大谷翔平・ダルビッシュ有

元西武ライオンズの松沼博久氏と牧田和久氏がYouTube「プロ野球OBクラブチャンネル」に出演。大谷翔平選手やダルビッシュ有投手が実践する投法「ショートアーム」について語った。

【動画】元西武・松沼博久氏と牧田和久氏が「ショートアーム」を語る



 

■アンダースローの2人がトーク

西武ライオンズで下手投げ投手として活躍した松沼氏と牧田氏がトークをした今回の動画。松沼氏は「アンダースローが減ってきた」「アンダースローを広めたい」などと語る。

牧田氏は「教える人がいない」と苦笑いを浮かべるが、松沼氏は「自分が始めたころ、教える人はいなかった」「プロ野球の人をマネした。教える人がいなくても良い」などとコメント。

すると「今はYouTubeがあるから、僕の映像とか」と牧田氏も同調。

そして、「僕が高校の頃はYouTubeがなかったので。マネをしても僕の身体に合っていなかった。(投球時のテイクバックで)手を大きく上げるフォームが僕には合っていなかったので、僕なりの投げ方を見つけて実践した」と語った。


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■話題は投球フォームへ

松沼氏は「僕らの時代はみんなバックスイング(テイクバック)が大きかったよ」と指摘。牧田氏は「僕はそれをやったら投げられなくて、肩を痛めたんで。これはダメだなと思って、小さくした」と語る。

これに松沼氏が「それが正解なんだけど、僕らのころは見栄っ張りじゃないけど、どれだけ伸ばして畳めるかっていうのがあった」と振り返った。


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■大きいテイクバックは肩を壊す?

大きくテイクバックを取るフォームについて松沼氏は「使い方が難しい。だから肩を壊す。長年やってくるとここらへん(肩)がおかしくなっちゃう。今の投げ方を広めてほしい」と語る。

また、「大谷(翔平)だって、ものすごく小さい。オーバースローで。ダルビッシュ(有)も」とコメント。すると牧田氏は同調したうえで「共通点はトミー・ジョン手術をしていること」と指摘。

そして「伸びてから縮めてくるんで。結局最初から縮めておけば、最短でいける」と解説した。


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■ショートアームは「理にかなっている」

現在ショートアームと呼ばれるテイクバックの小さい投げ方について松沼氏は「理にかなっているんだね。でも、教え方が難しいんだよね」と語る。

続けて「昔はボールをセンターに1回向けてから畳めと言ったけど、ダルビッシュなんか、後ろに向けてないんじゃないかな?」とコメント。

牧田氏が「そうですね、小さくトップを早めに作って…」とつぶやくと、松沼氏は「だんだん投げ方も変わってきている」とつぶやいていた。

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■松沼氏と牧田氏が「ショートアーム」を語る
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