松山ケンイチ、ひきこもり当事者に触れて感じたこと 「もしいなかったら…」
松山ケンイチ主演のNHKスペシャルドラマ『こもりびと』が11月22日（日）午後9時より放送されることが決定。
2020/10/21 18:00
松山ケンイチ主演のNHKスペシャルドラマ『こもりびと』（NHK総合）が、11月22日（日）午後9時より放送されることが発表された。
画像をもっと見る
■「ひきこもり」当事者の声を描く
NHKスペシャル班の膨大な取材の蓄積をもとに、「ひきこもり」当事者の声をドラマで描く本作。あらすじは以下の通りだ。
10年以上に渡ってひきこもり生活を送る倉田雅夫（松山）。重いストレスを抱え働けなくなったことがきっかけだった。厳格な父・一夫（武田鉄矢）は元教師。地元でも尊敬を集める存在だが、雅夫の存在を世間から隠し、立ち直らせることも諦めていた。
しかし、自らの余命宣告を機に、最後にもう一度息子と向き合うことに。一方の雅夫は、閉ざされた部屋の中で人知れず、ひきこもりから抜け出す道を必死で探っていた。
関連記事：有吉弘行、田中みな実に急に罵声浴びせる 視聴者は「腹立った」「ひどい」
■松山からのコメント到着
今回の発表に際し、本作の主演を務めた松山からのコメントも到着している。
松山：ひきこもりの特性上関係のない人達が作り上げた像がそのまま認識されているような気がします。切り捨てても良い存在。自分達には関係の無い人種。でももし、ひきこもりの人がいなかったら誰が思いやりや優しさよりも効率ばかり求める社会にNOと言えるのかなと少しだけですが当事者に触れてみて感じました。
ステレオタイプのひきこもりからこの作品を通して少しでもその印象が変化していくことに期待していますし、各々の捨ててしまったもの、忘れてしまったものを振り返る機会になって頂けたらと思っています。
【NHKスペシャルドラマ『こもりびと』】
放送時間：11月22日（日）午後9：00～10：13
作：羽原大介
音楽：上野耕路
挿入歌：ザ・ブルーハーツ
出演：松山ケンイチ／北香那 迫田孝也 根岸季衣／武田鉄矢 ほか
・合わせて読みたい→南沙良、岡田健史とコロナ禍の影響受ける高校生を描くドラマでダブル主演
（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）
この記事の画像（4枚）
