新型コロナウイルス、フランスでも… 地下鉄内の様子に驚き
元フジテレビアナウンサーで、フランス在住の中村江里子が、新型コロナウイルスの感染拡大によって起こったフランス国内での変化についてブログで明かした
世界各国で感染が拡大している、新型コロナウイルス。元フジテレビアナウンサーで、フランスに在住しているフリーアナウンサー・中村江里子が、フランスのメトロ(地下鉄)に乗った際に感じた、ある変化について明かした。
■日本への帰国を断念
中村は、2日に自身のブログを更新。新型コロナウイルスがフランス、日本ともに感染拡大している状況を受けて、日本で予定されていたトークショーとサイン会を中止し、日本への帰国も断念したことを明かした。
また、中村はフランス政府から、今後2ヶ月間は「握手禁止」との要請もあったとも明かし、「パリマラソンは中止となりました。5,000人以上が集まるイベントは自粛となりました」と、フランスでも日本と同じような対策が取られているようだ。
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■メトロでの人々の様子にも変化
そんな中、中村は週末に息子と息子の友人と一緒にメトロに乗ったそう。そこで、「咳などをしている人がいないなあと思った」と感じたという。
「以前だったら、こちらが顔をしかめたくなるくらい、手で口元を抑えることなく大きな咳をしたりくしゃみをしたりする人がいたのですが…『あれ? すごく静か!!』と感じました」と記している。
普段マスクをする習慣のないフランスでも、マスクや消毒ゲルなどは品薄になっているそうで、人々の意識が大きく変わってきているよう。
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■懸命な判断にファンも納得
こちらのブログ記事には、中村と会う機会を楽しみにしていたというファンからも、理解を示すコメントが書き込まれている。
また、日本ではデマ情報拡散による買い占め騒動が日々起こっていることなどを中村に伝え「今日本へ来られても、フランスへ戻れるかどうか…」と書き込む人も。
世界各地で様々な混乱を巻き起こしている、新型コロナウイルス。一日も早く事態が収束することをねがうばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)