テリー伊藤、政府の現金給付に疑問 「必要なんですか?」「日本ってお金ない」
物議を醸している政府の現金・クーポン給付を、テリー伊藤が“そもそも論”の観点から批判している。
12日に生放送された『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、タレント・構成作家のテリー伊藤がレギュラー出演。世間で大きな話題となっている現金・クーポン給付について、「必要なんですか?」とそもそも論を展開した。
■賛否が続くクーポン・現金給付
ご存知の通り、政府は18歳以下へ現金5万円、クーポン5万円の計10万円給付を決めているが、高額な事務経費や効果の不透明さからクーポン給付は批判の的になっている。
また、クーポンの場合は自治体によって7月に給付がずれ込む可能性もあるとのことで、スタジオでもその是非を論じることに。
テリーはまず、「7月っていうと、その前に参院選がありますよね? すると前倒しする可能性もすごく高いと思う。『政府やったな!』って好感度上がるから。そういう駆け引きもあると思う」と選挙前の人気取りも関係するのではと推察した。
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■「必要なんですか?」とそもそも論
するとここで、テリーは「僕、個人的なこと言うと… 必要なんですかこれ? 10万円自体が」と、1人で“そもそも論”からの疑問を提起する。理由については、「日本ってお金ないじゃないですか?」と、膨らみ続ける財政赤字を持ち出した。
続けて、「これって何かというと、先日の衆議院選挙のときにみんなが言ったことですよ、野党も与党も。言い出しちゃったからやってるだけで」と各党が躍起になっていると指摘する。