藤井聡太七段が最年少タイトル獲得 「ひふみん」の言葉に称賛相次ぐ

将棋の藤井聡太七段が、史上最年少の17歳11カ月でのタイトル獲得。「ひふみん」こと加藤一二三九段のコメントに注目集まる。

2020/07/16 20:00

加藤一二三

将棋の藤井聡太七段が16日、ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第4局で渡辺明棋聖(棋王、王将)に勝利し、3勝1敗でタイトル奪取に成功。史上最年少の17歳11カ月でのタイトル獲得となった。



 

■歴史的瞬間に驚きの声

中盤では若干の劣勢になっていた藤井七段だが、終盤にかけて逆転して110手で勝利を収めた。最年少でのタイトル獲得ということもあり、ツイッター上では「藤井棋聖」「歴史的瞬間」のワードがトレンド入り。

藤井七段の勝利に、ユーザーからは「あまりにも強すぎる…」「事実は小説より奇なり」「天才といわれてきたけどそれ以上の何かを感じる」「時代が変わった」と反響が相次いだ。


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■「聡太さんはつよい」

勝負の行方を見守っていた「ひふみん」こと加藤一二三九段は、対局中に自身のツイッターで「藤井聡太七段と呼ぶのも今夜が最後となるだろうか」「歴史的瞬間が近づいている」とツイート。そして、「やっぱり、聡太さんはつよい。。。」と褒め称えた。

続けて、「藤井聡太新棋聖の御誕生 史上最年少戴冠の偉業達成 心より御祝い申し上げます」と祝福。「貫禄をみせた渡辺明二冠も、最後の瞬間まで本当にお疲れ様でした」と渡辺明二冠もねぎらい、「デビュー戦の相手をした私としても感慨無量の歴史的瞬間でした。素晴らしい名局、名勝負を、みなさま大変ありがとうございました」とつづった。


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■「深い言葉」と反響相次ぐ

続く投稿でも「藤井聡太新棋聖にはその天賦の才を余すところなく発揮し天高く翔ける龍となり、将棋史に於いて今後だれもまだ見ぬ地平を、ときに孤独と闘いながらも勇猛果敢に切り開いていただき、いつまでも色褪せない名局を紡ぎながら、将棋という芸術文化の大輪の花を咲かせていただきたいと願います」とツイートした加藤九段。

一連のツイートには数千を超えるリツイートや「いいね」がつくなど反響が続出し、「深い言葉ですね」「素敵なお言葉です」と称賛する声もみられた。

「一人の人間として尊敬したたえる心の広さをもつひふみん先生が好きです」「加藤先生は、この瞬間を彩る大輪の花の一つだと思います」といったコメントも寄せられている。

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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一

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