太田光、防衛費めぐる議論に持論　「最初から言ってた」「何に反対してるのか」

大きな議論となっている防衛増額について、18日生放送の『サンデー・ジャポン』（TBS系）で爆笑問題の太田光がコメント。元から選挙公約に記されていたと指摘し、反対をめぐる議論に「意見が交錯している」などと持論を唱えた。

 

■4万いいね超えの反響

政府は防衛費の財源としてたばこ税や法人税などの増税を検討しているが、番組レギュラーのデーブ・スペクターは、15日のツイッターで「『政治資金パーティー税』とか『政局密談料亭税』とか、国民より先に政治家への増税こそ検討することだと思う」と批判。

じつに4万を超える“いいね”を獲得する話題になっていたため、番組はツイートの真意を本人に尋ねた。

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■問題点を次々と列挙

デーブは防衛費増額について「基本的には必要だと思いますが」としながらも、「ただ、やり方なんですね」と苦言。

「何に使うかわからない。他にも無駄遣いとても多い」「年内に無理やり通そうとするのは、議論の拡大を避けるため」「国はたばこをやめてほしいのに、やめたら今度は税金足りなくなる矛盾とかいろいろカラクリがあって、選挙期間を避けたいからとか見え見え」など、問題点を次々と指摘していった。

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■デーブの意見を受け…

だが、防衛費増額の方針自体には「岸田総理は平和主義者なのに、これに説得されて、彼は賛成してるわけですので。よっぽど必要だってことは、我々の耳に入らないような情報も当然あると思う」「最終的には納得できますけどね」と、重ねて理解を示す。

すると、ここで太田が「でも、防衛力強化っていうのは…」と口を開いた。

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■「最初から言ってた」

太田は続けて「こないだの選挙のときに、自民党のパンフレットの一項目めに、GDP比2％以上を5年以内にやるってのは、最初から言ってたじゃないですか？」と、そもそも公約として提示されていたことを指摘。

その後も、「何に反対してるのか。財源に反対してるのか、国防力を増大することに反対してるのか、意見が交錯してる気がする」として、反対をめぐる議論に対して疑問を投げかけている。

同問題をめぐっては、閣内不一致が起きるなど内部でも意見が割れているだけに、まだまだ議論は続きそうだ。

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（文／Sirabee 編集部・玉山諒太）