酸をかけた彼氏を許し婚約した女性 失明寸前の報告に周囲は「絶対に止めとけ」
服役中も彼女に謝罪と愛情のメッセージを送り続けた末、プロポース。祝福すべき入籍報告にも、周囲は渋い顔…。
別れ話のもつれが原因で、交際相手の男から顔面に酸をかけられ失明寸前になった1人の女性。なんとその男を許し、このたび婚約したという。その報告に対する炎上について、ギリシャの『GREEK CITY TIMES』やイギリスの『Mirror』が報じている。
■酸を彼女の顔面めがけ…
トルコに住む現在20歳のベルフィン・オゼクさんは、2年前、カシム・オザン・セルティックという23歳の男と交際をしていた。
しかし、別れ話がもつれて激しい口論に。キレた男は、ベルフィンさんの顔面めがけて酸を投げかけた。彼女の顔は焼けただれ、瞳は視力を失うなど重傷を負い病院へと搬送された。
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■男は繰り返し謝罪
男は傷害罪で逮捕されたが、警察には「別れた後、他の男に彼女を取られたくなかった」と供述。自己中心的な性格に、誰もが怒り心頭に発していた。
トルコの裁判所は男に懲役13年半の有罪判決を言い渡したが、服役中もベルフィンさんに謝罪と愛情を伝えるため頻繁にメッセージを送り、関係が途絶えることはなかった。
そんな中、新型コロナの影響で刑期がわずか2年に縮まり、男は幸運にも出所。ただちにベルフィンさんの元へ行きプロポーズしたという。