ロッチ中岡を脅迫した人物が逮捕 所属事務所は「迅速かつ毅然と対応」

ワタナベエンターテインメントは同社所属のお笑いコンビ・ロッチの中岡創一を脅迫した人物が逮捕されたことを報告した。

2020/04/15 11:45

ロッチ・中岡創一

15日、ワタナベエンターテインメントは同社所属のお笑いコンビ・ロッチの中岡創一を脅迫した人物が逮捕されたことを報告した。



 

■事務所に脅迫電話

同社によると、脅迫が寄せられたのは今年初め頃。匿名にて、「中岡が反社会的勢⼒と思しき⼈物と⼀緒に写っている写真がある」「これを週刊誌に持っていく」などと伝える脅迫電話があったという。

だが、同社および中岡には反社会的勢力との繋がりは一切なく、中岡にも⼼当たりがまったくなかったため、警察に相談。昨⽇、被疑者の逮捕に⾄ったという。


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■ファンサービスを悪用か

同社によると、「中岡は、常⽇頃からファンとの交流を⼤事にしているタレントです。そのため、これまでもロケ先やプライベートを問わず、⼀般の⽅から求められればファンサービスの⼀環としてできる限り写真撮影には応じています」と、中岡とファンとの交流について説明。

そのうえで、「もし、このようなファンサービスの⼀環として撮影に応じた写真が今回の脅迫事件に利⽤されているということなのであれば、ファンの気持ちにできる限り応えたいという中岡の思いが裏切られたことになり、極めて残念です」とコメントした。


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■昨年8月にはコンプライアンス研修を実施

(事務所提供)

さらに同社によると、昨年8⽉5⽇、「警視庁組織犯罪対策部の⽅々や弊社顧問弁護⼠、警察庁出⾝でコンプライアンスを専⾨とする弁護⼠の⽅に同席いただいた上でコンプライアンスセミナーを開催」したことも、併せて再周知している。

「同セミナーには所属タレント及び弊社社員が出席し、暴⼒団等反社会的勢⼒に対する対応の基本等法令遵守への取り組みについて理解を深めました」と続け、「スケジュールの都合で同⽇のセミナーに参加できなかった所属タレント等も、後⽇、そのセミナーを録画した映像を⽤いて講習を受けるよう体制を整えており、全社を挙げてコンプライアンスの徹底に努めて参りました」と説明した。

そのうえで「今回、このような脅迫電話に対して警察と緊密に連携し、弊社として迅速かつ毅然と対応できたのは、昨年⾏ったコンプライアンスセミナーの成果であると考えており、改めてその重要性を再認識いたしました」と、成果の実感を明かした。


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■所属事務所コメント全文

弊社に対する脅迫事件の被疑者の逮捕について

本⽇警察から発表がありました通り、本年はじめ頃、弊社宛に、匿名にて、弊社所属タレントのロッチ中岡が反社会的勢⼒と思しき⼈物と⼀緒に写っている写真がある、これを週刊誌に持っていく等という脅迫電話がありました。

しかしながら、弊社及び中岡とも反社会的勢⼒とのつながりは⼀切なく、中岡はそのような写真に全く⼼当たりがありません。

中岡は、常⽇頃からファンとの交流を⼤事にしているタレントです。そのため、これまでもロケ先やプライベートを問わず、⼀般の⽅から求められればファンサービスの⼀環としてできる限り写真撮影には応じています。

もし、このようなファンサービスの⼀環として撮影に応じた写真が今回の脅迫事件に利⽤されているということなのであれば、ファンの気持ちにできる限り応えたいという中岡の思いが裏切られたことになり、極めて残念です。

脅迫電話を受けた後、弊社は速やかに警察に相談の上、対応を協議し、昨⽇、被疑者の逮捕に⾄りました。

弊社は、昨年8⽉5⽇、警視庁組織犯罪対策部の⽅々や弊社顧問弁護⼠、警察庁出⾝でコンプライアンスを専⾨とする弁護⼠の⽅に同席いただいた上でコンプライアンスセミナーを開催いたしました。同セミナーには所属タレント及び弊社社員が出席し、暴⼒団等反社会的勢⼒に対する対応の基本等法令遵守への取り組みについて理解を深めました。

また、スケジュールの都合で同⽇のセミナーに参加できなかった所属タレント等も、後⽇、そのセミナーを録画した映像を⽤いて講習を受けるよう体制を整えており、全社を挙げてコンプライアンスの徹底に努めて参りました。

今回、このような脅迫電話に対して警察と緊密に連携し、弊社として迅速かつ毅然と対応できたのは、昨年⾏ったコンプライアンスセミナーの成果であると考えており、改めてその重要性を再認識いたしました。

弊社としては、今後も警視庁組織犯罪対策部の⽅々のご協⼒のもと、継続的に同様のセミナーを開催し、引き続きコンプライアンスを徹底していく所存です。

今後は警察の捜査に委ねますが、弊社としては、今回の事件を契機に、同種の脅迫事件が根絶することを願っております。

株式会社ワタナベエンターテインメント

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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