9歳男児が大型犬2頭に噛まれて死亡 放し飼いした20代飼い主の男が逮捕

人を襲う可能性がある危険な犬をなぜ2頭も…。放し飼いにしたのも1度や2度ではないようだ。

2020/06/07 15:20

大型犬と子供
(cynoclub/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

町の治安に問題がある場合などに、大きな番犬を飼うことがあるアメリカ。飼い主には従順でも、他人には吠えて攻撃的な犬が選ばれることも多いという。しかし、徹底した安全管理をしてこその話だ。



 

■少年は郵便物を取りに…

米国・アーカンソー州フォークナー郡のマウント・バーノンという町で5月28日朝、庭先のポストに郵便物を取りに出たロビー・テイラーくんという9歳の少年が、そのまま姿を消してしまった。

家族は警察に相談するとともに、全員でロビーくんの行方を捜索。その結果、ロビーくんは雑草が生い茂る近くの野原で、むごたらしい遺体となって発見された。第一発見者は姉だった。


関連記事:闘犬だったフレンチブルドッグが暴走 愛情を注いだ飼い主を噛み殺す

 

■全身ぼろぼろの遺体

ロビーくんの遺体は全身がぼろぼろで、状況から動物による咬傷が強く疑われた。母親は警察に「どこからか脱走してきたような黒い大型犬2頭を、野原で以前に見かけたことがある」と話し、警察は該当しそうな犬を飼育している家庭について調査を開始。

そして、黒い大型犬2頭を飼っていたトレイ・ワイアットという25歳の男ともう1名の身柄を拘束するに至り、厳しい取り調べを行った。

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

次ページ
■犬は動物保護施設へ
アメリカ事件郵便殺処分行方不明遺体大型犬心的外傷後ストレス障害放し飼い
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング