中華まん温めで電子レンジが燃焼、その原因は… 子供の留守番に注意

休園・休校措置により、子供の留守番が増えていることを受けて、東京消防庁が家庭内での事故について、注意を呼びかけている

2020/05/01 06:00

電子レンジ
(bee32/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

新型コロナウイルスの感染拡大による休園・休校措置により、子供だけで留守番をさせる機会が増えていることを受けて、東京消防庁が、子供に留守番をさせる際にとくに注意すべきポイントについて注意を呼びかけている。



 

■中華まんから発火、その原因は…

東京消防庁の公式ツイッターは、27日に「電子レンジ火災」への注意を促す動画をツイート。お皿に乗せた中華まんを電子レンジで温めていると、やがて煙が上がり、間もなくして炎を吹き上げながら爆発するという、恐ろしい光景が収められていた。

発火の原因は「加熱のしすぎ」で、東京消防庁によると、中華まんやさつま芋などは、長時間加熱すると爆発的に燃焼する危険性があり、温める際には、加熱しすぎに注意する必要があるという。


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■電子レンジでの事故は他にも…

東京消防庁は公式ページでも「子供の留守番中の事故」に関する注意を呼びかけており、電子レンジによる事故も多発しているという。

実際に「10歳の兄が妹のために、アルミの包装に入れたままの冷凍食品を電子レンジで温めたところ、異臭がしたので中を見たら、冷凍食品から炎が出ているのを発見した」「6歳児が自宅で留守番中に、容器に入っている白米を電子レンジで温めた際、煙が上がっているのを発見した」などの事例が報告されている。

電子レンジを使用する際は食品の様子を見ながら温め、冷凍食品を加熱する際には、必ず表示を確認するよう心がけてほしい。


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■様々なモノで「やけど」の危険も

また東京消防庁では、「お湯で調理できるカップ麺・インスタントスープ・味噌汁等を食べるときに、『やけど』をする危険があるので注意が必要です」と、あらゆる場面でのやけどの危険性についても注意を呼びかけている。

実際の事例では「1歳児がテーブルの上に置いてあったお椀に手をかけてしまい、スープで前腕をやけどした」などがあったという。

熱湯を注いだカップ麺や、お椀に入った温かい汁物や飲み物も、小さい子供がいる家庭では気を抜かずとくに注意してほしい。

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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい

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