残雪の大雪山に7月の「花シーズン」到来 北海道のガーデンが観光アピール
北海道・上川町の「大雪 森のガーデン」で夏の花々が見頃を迎えている。
2022/07/07 19:30
猛暑続きの首都圏。避暑対策と遊びを兼ね、北海道のガーデンが「山の雪景色と夏の草花を両方楽しんで」と本州から観光客にアピールしている。
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■夏の花が見頃を迎える
北海道の大自然のシンボル・大雪山連峰が真正面から望める上川町の「大雪 森のガーデン」で7月の花が見頃を迎えた。
ポストコロナの到来を期待し、同ガーデンは、インバウンド復活への願いも込めて、積極的な観光客誘致に乗り出した。同連峰の山頂部分には7月中旬頃まで、白雪が残り「夏と冬の景色が両方、楽しめる」(層雲峡観光協会)とお花観光をアピールする。
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■北海道の高原で「涼しい夏」
標高約630メートル。広さ約5ヘクタールの同ガーデンは新緑に包まれ、シラカバ、エゾマツ、トドマツなどの樹林帯が、散策路の両サイドに林立する。暑い陽光を遮り、園路を散策する来場者を「涼しく」出迎えている。
森の花園・森の迎賓館・遊びの森の3エリアから成り、「春から秋までリレーのように咲く宿根(しゅっこん)草」(運営者・地域DMO大雪山ツアーズ)など約900品目の草花が、季節ごとに異なる表情を見せる。
迎賓館エリアでは「癒しの谷」や「森のBar」などが、入園者をくつろぎの世界へといざなう。