十代目松本幸四郎、襲名直前に「なんで親父が」 勘違いエピソード明かす

十代目松本幸四郎が襲名後に初めてイベントへ登場。まだまだ馴染んでいないと話した。

2018/01/09 19:00

十代目松本幸四郎(45)が9日、都内で行なわれた、AGF「煎」特別企画商品『わがしばなし』記者発表会に出席。2日に行なわれた高麗屋三代襲名披露興行後、初めて公の場に登場した。


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■甘い物が大好き

『わがしばなし』は襲名披露の初演目である「勧進帳」をイメージした4種類のオリジナル和菓子と、味の素AGFが発売するコーヒー「煎」のセット商品。

幸四郎は「煎」のイメージキャラクターを務めており、襲名を記念して、東京・銀座の歌舞伎座では「勧進帳」公演の期間中の26日まで、数量限定で発売されている。

オリジナル和菓子の選定には、実際に幸四郎が実食しており、「甘い物が大好きで、子供のころから糖分を必要以上に摂って育ってまいりました。楽屋中いっぱいに和菓子が並べられるのは、夢に見ていた光景でしたが、申し訳ないほど早食いで食べてしまいました」と記者たちを笑わせた。

(十代目松本幸四郎)

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■幸四郎にまだまだ馴染んでいない

取材陣から「襲名して1週間経過し、松本幸四郎としてだいぶ馴染んできたか」と尋ねられると、にこやかに「いやいや全然です。幸四郎と呼ばれたり、自分の口から『幸四郎です』と言うのは、まだまだ馴染んでいない感じがします」と話す。

また、「先月から、今月放送されるテレビの収録が始まったのですが、まだ襲名していない状態なので、染五郎なのか幸四郎なのかといった時期。収録現場に入ると、控え室に『松本幸四郎様』とあり、僕だけ出るはずなのに、なんで親父が来ているんだろうと思ったら僕の名前だった」と、戸惑ったりしたようだ。

2018年の抱負を聞かれると「襲名披露興業は2年以上続くので、無事に完走するのみですね。そして、染五郎という名前は、倅が名乗っているので、逆に自分が染五郎ではないということを毎日そばにいるだけで言い聞かされているような気がします」と答える。

さらに、「自分が幸四郎であることを実感できるように、また、ひとりでも多くの方にそれを知っていただくように、舞台に立ち続けるのみではないかと思っています」と決意を述べた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・京岡 栄作

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