米銃乱射事件の15歳犯人は「赤ちゃんのよう」 幼い外見からかわれていた可能性も

容疑者は、小柄で童顔な外見を理由にいじめられていた…?

2022/10/24 16:00

少年犯罪・逮捕・手錠

アメリカの若者が銃乱射などの無差別殺人事件を起こしたとき、世の中は犯人の家庭環境や学校での友人関係に注目する。いじめや不愉快なからかいが発覚することも多いが、このたびノースカロライナ州で起きた事件もその典型例かもしれないと話題になっているようだ。

地元メディアの『WRAL News』に続き、『News Observer』ほか全米各地のメディアが事件について詳しく伝えている。

【写真】通報者は「赤ちゃんみたいに幼い印象」



 

■警察とにらみ合い銃撃戦に

ノースカロライナ州ラーレイ(ローリーとも)のヘディンガム地区で、13日午後5時頃に銃乱射事件が発生し、5人が死亡。この事件の容疑者を含め、負傷した3人が病院で治療を受けている。

事件を起こしたのは、地元にあるナイトデール高校の2年生で15歳のオースティン・トンプソン。警察は自宅から1キロ弱離れたところでオースティン容疑者を発見し、にらみ合いの末に銃撃戦が展開された。


関連記事:匿名で上司に銃乱射予告した女が逮捕 「仕事を早く切り上げたかった」

 

■犠牲者には実の兄も

オースティン容疑者は自宅の周辺で銃を次々と発砲。犠牲になったのはメアリー・マーシャルさん(35)、スーザン・カーナッツさん(49)、そしてニコール・コナーズさん(52)は散歩中の犬とともに射殺された。

また、ラーレイ署の警察官で当時は非番だったガブリエル・トーレスさん(29)も死亡。容疑者はさらに、兄で高校3年生のジェームス・トンプソン(16)さんも銃殺した。近隣住民は『WRAL』の取材に「兄弟仲が険悪だといった話は聞いていない」と答えている。

新版 少年犯罪【Amazonでチェック】

次ページ
■起訴されれば成人として裁判に
警察イジメ赤ちゃんアメリカ童顔話題小柄銃撃戦迷彩服翻訳記事銃乱射事件ノースカロライナ州散弾銃
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング