大島優子、幼少期を振り返り母親に感謝 「親と子って鏡みたいなもの」

女優の大島優子が、映画『明日の食卓』の第4の母を演じ、自身の幼少期のエピソードや母親について語ってくれた。

2021/06/15 16:20

大島優子・瀬々敬久

元AKBのリーダーで女優の大島優子が12日、映画『明日の食卓』の公開記念トークイベントに登場。椰月美智子の2016年に出版された同名小説を原作に、子を持つ親なら誰もが直面する問題を社会派エンタテインメントの旗手・瀬々敬久監督が映画化。

菅野美穂尾野真千子高畑充希ら豪華女優陣が各々のドラマを濃密に演じている。


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■幼少期を振り返り…

大島は第4の母、燿子を演じており「私は子供もいないし結婚もしていないので、私目線で考えたときに『母親ってどんなだったっけ?』と思ったんですよね。確かに鬼みたいな顔をしているときもあるけど、すごく優しく仏のように微笑んでいるときもあって…。」と自身の幼少期を思い出しながら振り返った。

また、「それを子供からの主観として見ていて、顔の表情とかだけで、親の心とか心情というものを察知しながら生きていたなと思いました。親と子って鏡みたいなものなんだなと思い出したんですよね」と感慨深く語っている。


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■母親に感謝

大島優子

大島本人は父子家庭で育ったとのことだが、「改めて母親に感謝しなければなと思いました。わりと父親とばかり長い時間一緒にいるんですけど、母親は母親なりの目線で子供をちゃんと見て、自分も働かなきゃと奮い立たせるというか…。母親って父親よりも信じたいという気持ちが強いのかなと思って…」と母親への気持ちを明かした。

話を聞いていた瀬々監督から突然、「ウィキペディアを見ていたら、子役から始めてらっしゃいますけど、母親が『やれ』って言ったって書いてあった」と言われた大島は、「そのときは習い事を何もしていなかったので、『習い事みたいにやってみる?』と私に持ち掛けてきてくれたんですよね」とにっこり。

また「面白そうだからやると言って始めたんですけど、今になって親と話してみると夢だったんじゃないかなと思います。自分が本当は表に出たかったのかなと…」と語った。


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■「チャレンジし続けていきたい」

続けて、瀬々監督からアイドル時代のことについて聞かれると「私は天職だと思っていました。今でも思います。女優業よりもアイドルの方が天職だったと思っているんですが、ずっと続けられるほどのエネルギーを作っていくことはすごく難しいです」と述べている。

女優業に対しては「作品によってエネルギーチャージが違うから、それがまた面白いと思って、ずっとチャレンジし続けていきたいなという職業です」と笑顔で話してくれた。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部 撮影/HIRO)

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