強い絆で結ばれた双子姉妹 「笑顔が見たいから」と骨髄に続き卵子も提供

「100回でも同じことをします」。家族愛あふれる優しい女性が、そう断言した。

2021/07/04 07:00

双子・姉妹
(shironosov/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

同じ両親から生まれても、憎しみ合い絶縁してしまう人たちもいる。しかし中には支え合い、「できることなら何でもしてあげたい」と考える人たちも。そんな素晴らしい家族愛で結ばれた双子について、『TODAY』など海外のメディアが伝えた。



 

■白血病を患い…

アメリカで暮らすビリー・ジョー・ローズさんとボビー・ジョー・サリバンさんは、一卵性双生児として誕生。すくすく成長したものの、7歳の頃に体調を崩したビリーさんは検査を受け、白血病と診断された。

「元気になってほしい」と考えたボビーさんは、まだ幼かったにもかかわらず骨髄の提供に迷うことなく同意。移植が成功したおかげで元気になったビリーさんは普通の暮らしを取り戻し、美しい女性に成長して夫にも恵まれた。


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■成長後にはがん闘病も

ところが20年以上が経過し、ビリーさんはステージ2の乳がんを患っていると診断された。医師団が「治療は可能」と判断したため化学療法を受けたが、「いつの日か再びがんを患う可能性を排除したい」と考え、両方の乳房を切除してもらった。

何度も不幸な目にあうビリーさんにボビーさんは深く同情し、「なんでいつもビリーが病気になるの?」「私が少しでも代わってあげたい」と考えたこともあったという。

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