福原慶匡Pも推薦! 鬼滅の影に隠れた名アニメ映画『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』

劇場版アニメ「鬼滅の刃」の爆発的ヒットの影に隠れた、名作アニメ映画を探せ!

2020/11/17 07:20

鬼滅の刃

老若男女問わず、幅広い世代から支持されている「鬼滅の刃」。10月16日に公開された劇場版アニメも興行収入が200億(11月8日現在)を超えた。邦画と洋画を含む歴代興行収入ランキングでも「ハリーポッターと賢者の石」(2001年)を超えて5位にランクイン(興行通信社調べ)するなど、社会現象ともいえる一大ブームを巻き起こしている。


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■圧倒的な1位の影には

いつの時代も圧倒的な1位の影には、陽の目を見ない2位が存在する。日本のハンマー投げ選手といえば、室伏広治氏がパッと思い浮かぶが、「室伏選手が1位だった頃の2位は分かりますか」と聞かれると、途端に黙ってしまう人が多いのではないか。

じつはその選手、ハンマー投げの日本選手権で9年連続2位の土井宏昭氏。室伏氏が日本選手権20連覇をしており、ずっとその影に隠れていた。もし、生まれた時代が違えば、スター選手となっていたのかもしれない。

現在公開されている映画でも、「同じようなことがあるのでは…」と考えた記者は、「鬼滅の刃」の影に隠れた名作アニメ映画を有識者2名に聞いてみることにした。対象作品は現在公開中、今後公開予定の作品に限定する。


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■エンタメの潮流の変化を感じる名作

エンタメのDXを支援する(株)8million代表取締役を務め、アニメけものフレンズ、ケムリクサなどのプロデュースを行っている福原慶匡氏オススメの作品は、『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来』だという。

ロシャオヘイ戦記
(羅小黒戦記 僕が選ぶ未来 (C) Beijing HMCH Anime Co.,Ltd)

「昨年あたりから『中国で話題だよ!』という噂が日本アニメ業界にも広がり、注目度が高かったこの作品。映像作品としての素晴らしさだけでなく、エンタメの潮流の変化を感じる為にも是非オススメしたい1本です!」と話す福原氏。

中国人漫画家・アニメ監督MTJJの作品で、人間と妖精の共存を描いたファンタジーストーリー。主人公のシャオヘイは森にある家が人類の開拓によって破壊され、放浪中に出会った仲間との交流を通じて自分の本当の居場所はどこにあるのかを探す物語となっている。

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