ウイングスーツでヘリからジャンプした女性 パラシュートが開かれないまま死亡
アクティブでアウトドアでの活動に夢中だった女性が、あまりにも怖い亡くなり方をしてしまった。
アウトドアスポーツを愛し、様々な活動を満喫する姿をインターネットで公開していたある女性。しかし恐ろしいトラブルに見舞われ、20代の若さで帰らぬ人となってしまった。
■ヘリコプターで上空へ
5月12日のこと、中国のある会社が「究極のスポーツ」を題材にした短編映像の撮影に取りかかった。
テーマは、ウイングスーツ(滑空用特殊ジャンプスーツ)を着て空を飛ぶスカイフライング。飛ぶことが決まった女子大生(24)がヘリコプターに乗り込み、カメラを持った撮影スタッフらと共に上空を目指した。
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■アクシデント発生
天気にもまったく問題はなかったため、女性は予定していた地点に到達するなりヘリコプターの外に飛び出した。撮影者もその後に続き女性を撮影したが、わずか19秒後に女性が予定していたルートから一気に逸れたことに気づき、愕然。
必死に手を振り「すぐにパラシュートを開け!」と指示したが、撮影者も地上に近づき危険な状況となったため、女性を追うことは不可能になった。そして女性は、いつの間にか撮影者の視界から消えてしまっていたという。
撮影者は無事に地面に降りることができ、すぐに周辺を見回したが、女性の姿はなかった。