ボタン電池の誤飲で女児が壮絶死 医師はレントゲン検査せず食中毒と診断

検査を行わず、女児の体内で起きていたことに気づけなかった医師。その後に女児はどんどん弱り、帰らぬ人になった。

2020/11/01 06:15

ボタン電池
(AntonioGuillem/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

子供が体調を崩し、とても心配した家族。ひどく調子が悪かったため家族は「ちゃんとした検査を」と医師に要求したが、医師は検査が必要な状態だとは思ってもいなかったようだ。



 

■体調不良を訴えた女児

オーストラリアで暮らしていた3歳の女の子が、7月6日に体調不良を訴えた。最初は「ママ、喉が痛い」と言い始めたといい、その後に嘔吐が始まった。

直前に飴を与えていた母親は、「飴を飲み込んだのかもしれない」と考えながら医師に相談に行くと、食中毒が原因だと言われた。「念のためレントゲン検査を…」と求めたものの、検査は一切してもらえなかったという。


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■吐血し意識不明に

その後も女の子の体調は悪くなる一方で、ついには鼻血まで出し「胸が痛い」と言い出した。

さらにあるとき女の子はひどく咳き込み、驚いた家族が部屋に向かうと、大量に吐血して血まみれで倒れていたという。

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■手術するも手遅れに
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