メンタルの弱さが原因? 体調不良が続くと「死ぬのでは?」と思う人たち

病院できちんと診察を受けるのが、最善の方法といえるだろう。

2018/05/12 21:00

体温・風邪・新型コロナ

体調が優れないときには、弱気になってしまうもの。「このまま死んでしまうかも…」と、考えてしまうこともあるかもしれない。しらべぇ編集部では、全国20〜60代の男女1,361名を対象に調査を実施。

「体調が悪いときには、死を意識してしまう」と答えた人は、全体で21.3%。さすがにそこまで思う人は、少ないようだ。


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■楽観主義と悲観主義

性年代別では、50代の女性が一番多くなっている。

体調不良で死を意識性年代別グラフ

ただ年代や性別による規則的な変化は見られず、各自の性格がなによりも影響していると考えられる。

「若い頃は少し無茶してもどうってことなかったのに、今は残業が続くだけで疲労感がすごい。確実に年を取っているなと感じ、『死にも近づいてきたな』と思うことも…」(30代・女性)


ポジティブな人は、同じ状況でも次のように思う。

「年を取れば、体にガタがくるのも当然のこと。『全部、年のせい』って思っていれば、それほど不安はない」(40代・男性)


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■日頃は死にたいけど体調が悪いと生きたい

ネガティブな感情が日頃から強い人は、常に死を意識して生きている。

「普段からメンタルが弱いほうなので、少し嫌なことがあったら『死にたい』なんて思ってしまうタイプ。


だけど風邪で熱が出たり原因不明な痛みなどが起こったりすると、『これって、悪い病気? 死にたくない!』とか思うから勝手なもの。きっと本当は、とても生きたいんだと思う」(20代・女性)


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■自営業やフリーランスが多い理由

職業別では、商工サービス自営と自由業が比較的多い割合である。

体調不良で死を意識職業別グラフ

彼らは、体調を崩すのをなんとしても避けたいのだ。

「体調不良で働けないことは、僕らの仕事では『死』みたいなもの。その病気で死ぬ不安だけでなく、お金がなくて社会的に死んでしまう不安が大きい。自分の仕事は、日頃の体調管理がとても重要だと思う」(30代・男性)


あまりに悪く考えても、さらに精神的に落ち込むだけだ。病院できちんと診察を受けるのが、最善の方法といえるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年3月23日~2018年3月27日
対象:全国20代~60代の男女1,361名 (有効回答数)

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