各地で大雨に警戒 新しい「避難情報のガイドライン」を改めて確認

突然、聞き慣れない避難情報が発表され慌てないために、新しくなった避難情報のガイドラインを改めて確認しておこう。

2021/07/01 14:15

雨
(Discover Japan/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

7月1日は「国民安全の日」。同日は東京・伊豆諸島に線状降水帯が確認され、「顕著な大雨に関する情報」が発表されるなど、各地で大雨に警戒が必要な状況となっている。

今年5月から避難情報に関するガイドラインも変更されているので、改めて確認しておこう。



 

■より分かりやすい避難情報に

今年5月20日から、これまでの避難情報よりもよりわかりやすい新しいガイドラインが施行されている。

気象庁が発表する、警戒レベル1「早期注意情報(心構えを高める)」警戒レベル2「大雨・洪水・高潮注意報(避難行動の確認)」に変更はなし。大きく変わっているのは、各自治体が発表する警戒レベル3と警戒レベル4の部分だ。

警戒レベル3:「避難準備・高齢者等避難開始」→「高齢者避難(災害のおそれあり。危険な場所から高齢者等は避難)」


警戒レベル4:「避難勧告・避難指示(緊急)」→「避難指示(災害のおそれ高い。危険な場所から全員避難)」


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■突然の発表にも慌てないよう確認を

従来のものより明確でわかりやすく変更されているが、聞き慣れない避難情報が突然発表されると戸惑ってしまう可能性もあるため、改めて確認しておくと安心だ。

現行の避難情報のガイドラインの詳細は、内閣府の公式ページから確認することができ、現在、中国語(簡体)、中国語(繁体)、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、タガログ語、ネパール語、クメール語、ビルマ語、モンゴル語など14言語に対応。

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■およそ10人に1人が災害で避難経験
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