障害があり無抵抗の子を虐待 恋人の5歳息子を惨殺した20代男を逮捕

子供の世話を任された男が、障害があり抵抗できない男の子を殴殺してしまう事件が起きた。

2020/11/28 08:30

児童虐待
(zdravinjo/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

「赤ちゃんを産んでくるから、帰ってくるまで子供たちの世話をよろしく」。恋人にそう頼まれて幼い子ふたりの世話をすることになった20代の男が、取り返しのつかない行動に走ったことを、『People』などアメリカのメディアが報じた。



 

■お産のため恋人が入院

米国・ミズーリ州で暮らすある男(24)には、妊娠中の恋人がいた。

恋人はシングルマザーで幼い子供が2人(7歳、5歳)がいたため、「赤ちゃんを産んで病院から帰って来るまで、子供たちの世話をしてほしいの」と男に依頼。今月に入り陣痛が始まったため、アパートに子供たちと男を残し、そのまま病院へ向かったという。

しかし、男は子供の世話には慣れていなかったのか、次第に苛立ち暴力を振るい始めた。その標的にされたのは男の子のほうだったが、目が見えず歩行障害もあったことから、抵抗はまったくできなかった。


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■子供の無残な最期

男は暴行の翌日に男の子を病院に連れて行き、「治療してやってほしい」と依頼した。

そのケガはあまりにもひどく、肋骨が折れているうえに、肝臓や腸にも傷ができていることが判明。体内の出血も多量で、男の子はそのまま息を引き取ってしまった。通報を受けた警察が、ただちに捜査を開始。男を容疑者と特定し、身柄を確保した。

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■恋人の苦悩
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