サッカー練習中に9歳少年が落雷で死亡 父親やチームメイトの目の前で…
雷の音が遠くから聞こえてきたら、「近くに落ちるかも」という気持ちで警戒することが重要だ。
サッカーチームに所属し、いつものように練習に励んでいた男の子。だが家族や仲間がいる目の前で、雷に打たれて亡くなった。悲しい事故の話題を、『The Sun』や『People』など海外メディアが報じている。
■練習中に起きた悲劇
イギリス・ランカシャー州のブラックプールに住み、サッカーが大好きで、金髪のカーリーヘアがかわいらしい9歳のジョーダン・バンクスくん。11日、チームメイトとともに自主練習に励んでいたなか、当然の雷雨に見舞われた。
それでも練習を続けていたところ、ジョーダンくんを稲妻に直撃。その場で倒れて意識を失って病院に救急搬送されたものの、息を吹き返すことはなかった。
関連記事:東京五輪出場が期待された22歳女性サーファー 悲運の落雷事故死
■父親の目の前で
練習に付き添っていたのは、ジョーダンくんの養父ダニエル・ベッグさんだった。サッカーチームの指導者になることを目指しており、事故当時は車の中でそのオンラインセッションを受講していたという。
ダニエルさんは自身のインスタグラムに、ジョーダンくんと手をつないでいる写真を投稿。息子のすぐ近くにいながら救えなかった無念さと、「一番明るく美しい星を失ってしまった私たち。世界が止まってしまったかのようです」と悔しさをつづっている。