群馬県太田市長ツイッターが個人情報公開で炎上 市は「市民が不安がらないようにとの意図」

太田市長のツイッター投稿が炎上。クレームが殺到した訳とは…

2020/03/11 12:00

清水聖義・群馬県太田市長
(画像は清水聖義太田市長公式ツイッターのスクリーンショット)

新型コロナ感染者についての情報の出し方が、自治体によって違いがある現状。そんな中、群馬県太田市の清水聖義市長の投稿が炎上し、その投稿を削除する事態に陥った。しらべぇ取材班は、太田市から、その事情について聞いた。



 

■市長の投稿にクレーム殺到

太田市の清水市長が、「新型コロナウイルス、太田で出てしまった。40代の女性保育士さん」などと、市長のツイッターアカウントに投稿した。

投稿には保育園の名前まで記載されていたため、市には「個人情報を出しすぎではないか」などのクレームが殺到し、通常業務に支障が出るほどになったため、このツイートは削除。この市長投稿には、どういった意図があったのだろうか。


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■意図が伝わらず誤解を与える結果に

太田市役所秘書室は取材に対して、「市長がツイートした内容は、7日の群馬県の記者発表と、8日の太田市と園の共同記者会見の内容を、 ピックアップしたもの」と話す。

市長は、事前に園と話し合い、市民の不安を煽らないように、より詳しく丁寧に情報を公開したほうが良いと判断したという。しかし、ツイッターの文字数の制限の問題もあり、結果的に誤解を与えることになってしまったとのこと。

さらに、SNS上では、太田市のほかの施策に対しても、批判の声があがっている。

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