元名人・加藤一二三、藤井聡太七段勝利に感動 「快心の勝利というべき一局」

加藤一二三が藤井聡太七段の勝利に感動。対局の内容を褒め称えた。

2020/06/09 06:00

加藤一二三

8日、「ひふみん」の愛称で知られる加藤一二三九段がツイッターを更新。同日に行われた棋聖戦の1局目に言及した。



 

■最年少でのタイトル戦

今回の棋聖戦は、藤井聡太七段初のタイトル戦であり、将棋界最年少での挑戦となっており、注目が集まっていた。早い段階で持ち時間を大きく消費してしまったが、藤井七段が渡辺明棋聖から勝利をもぎ取った。

対局の時点で「17歳10ヶ月20日」の藤井七段は、平成元年に屋敷伸之九段が打ち立てたタイトル挑戦の最年少記録である「17歳10か月24日」を31年ぶりに更新している。さらに残り4局のうち2局を制し、タイトル獲得をすれば史上最年少となる。


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■天才・ひふみんも感動

史上初の中学生プロ棋士となり、天才と呼ばれ続けたひふみんもこの結果に「藤井聡太七段、見事な勝利おめでとうございます!」と祝福。

さらに「タイトル戦の檜舞台で先手番矢倉を選択され、一流棋士に相応しい指し回しで、終始『攻めの矢倉』を貫いて絶妙な闘いぶりで勝ちきられましたね」と内容についても絶賛した。

1局目の勝利を「快心の勝利というべき一局」としたうえで「ストレート奪取も視野に入り今後の展開がより一層楽しみでなりません」と綴っている。対局中にも引用リツイートでファンとコミュニケーションを取りながら藤井七段を応援していた。


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■女性人気はまだまだ?

藤井七段の快進撃が続く将棋界。これから生み出されるだろう伝説を知るためには将棋の知識が少しでもあるといいだろう。

しらべぇ編集部が、全国10〜60代の男女2,168名を対象に調査したところ、将棋を指した経験がある割合は全体の53.6%。中でも女性は全ての世代で5〜7割が「将棋の経験がない」と回答している。女性の人気や興味はまだまだ不足していると言えそうだ。

将棋を指した経験

対局の配信では、評価値と呼ばれるものでどちらが優勢かわかりやすくなっている。優勢劣勢がわかりやすく表示されており、初心者でも見ていて面白いだろう。

第2局は28日に行われる予定だ。藤井七段の勝利も期待したいが、渡辺棋聖も強者。どのような対局が見られるか楽しみだ。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代の男女2,168名 (有効回答数)

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