2歳娘を虐待死させた恋人をかばい… 人形で生存を装った母親に20年の実刑判決

母親は2歳の娘と同じような背丈の人形を見つけ、購入するとさっそく娘の服を着せた。

2020/12/31 20:00

人形を乗せたベビーカー
(NA/Photodisc/Getty Images Plus/写真はイメージです)

米国・テキサス州ガルベストン郡の裁判所で、このほど23歳の女の被告に懲役20年の実刑判決が言い渡された。幼い我が子の命より恋人を選んだために、罰を受けることになった女の話題を、地元メディアの『Click2Houston』『KHOU-TV』などが報じている。


 

■母親が警察に通報

2018年10月、テキサス州カレッジ・ステーション市の警察に、「2歳の娘が突然行方不明になった」という通報が、ある公園から飛び込んだ。

行方不明になったのは、通報者であるシングルマザーのチャウンドラ・クリストンと遊びに来ていた、娘のハザナ・アンダーソンちゃん。160人もの警察官による大規模な捜索が行われたが、その姿は発見されなかった。


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■友人の証言で新展開

ところがその後、チャウンドラの友人から貴重な証言が警察に飛び込んだ。

友人は「ハザナちゃんに似た背格好の人形を、ベビーカーで連れて歩くチャウンドラを見かけた」と証言。これを受けた警察は、彼女がよく買い物をしているスーパーマーケット『ウォルマート』の防犯カメラの映像を確認した。

そこには確かに、ハザナちゃんが失踪した日と同じ服を着た”幼児”をベビーカーに乗せ、押しているチャウンドラの姿があった。しかし人形はその後、駐車場のゴミ箱に捨てられていた。

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■人形で娘の生存を偽装
母親人形シングルマザーベビーカー偽装死体遺棄証拠隠滅
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