女性の絶叫で「重大事件発生か」 出動した警察官らが妊婦のお産を介助
「ギャー!」という叫び声が通報され、駆けつけた警察官が見つけたのは、妊婦だった。
いきなり産気づき、激しい痛みに悲鳴を上げてしまった妊婦。通報を受け駆けつけた警察官たちがお産を介助していたことを、『Metro』などイギリスのメディアが伝えた。
■響き渡った女性の叫び声
22日、イギリス・ハートフォードシャーで暮らす女性(29)がいきなり絶叫し、その苦しそうな声に驚いた人物がただちに通報した。
警察は事件発生の可能性を考慮し、ジェームズ・パーカーさん、ベン・ロバーツさん、ジェイミー・アトキンソンさんという3人の警察官が急行し、女性の無事を確認することにした。
しかし女性はケガ人ではなく、妊婦だった。陣痛が始まり苦しんでいたことから、警察官たちはすぐに救急車を呼び女性に寄り添った。
関連記事:12歳女児が出産し「赤ちゃんは俺の子」と主張 24歳の“交際相手”が性的暴行で起訴
■3人の警察官がお産を介助
赤ちゃんが今にも生まれそうな状態だったため、警察官たちは電話に出た救急隊員にお産の介助法を教えてもらうしかなかった。
「ああ、頭が出てきました」という警察官の話を電話で聞きながら、救急隊員は適切な処置の仕方を伝達。それに忠実に従い必死に介助したところ、赤ちゃんが誕生した。救急車がようやく到着し、警察官たちはようやく胸をなでおろしたという。