近づく結婚が嫌になった新郎がわざと窃盗事件 「捕まってホッとした」
すっかり惚れられていた高スペックの男。嫌われるためにはその方法しかなかったという。
交際していた彼女との結婚が決まった。彼女はとても嬉しそうで、両家の親も「良縁だ」と喜んでいる。たった一人浮かない顔をしているのは自分だけ…。そんな状況で男は思わぬ行動に出た。
■小さなスピーカーを盗んだ男
このほど中国・上海市で、華山路(ホアシャンル)にあるダンススタジオに1人の若い男が現れ、小さなスピーカーを盗むとその場を去っていった。
その後チェンという男が御用となったが、逮捕に何ら抵抗することもなく地元警察署への連行はとてもスムーズだったという。
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■男はやっと本音を口に…
警察は男が最初に語った「それがほしかったから」という犯行動機を怪しんだ。ダンススタジオに複数の防犯カメラが設置されていることは一目瞭然で、スピーカーが誰にも容易に手に入る低価格のものだったからだ。
しつこく問い詰められた男はそこでやっと白状。「最近結婚することが決まりイヤでたまらなかった。彼女と彼女の家族から逃れるには僕が犯罪者になるしかない、世間体や社会的地位に傷がつけば嫌われるだろうと思った」などと話したという。