キムチには「発酵」と「非発酵」の2種類ある? 韓国政府機関に詳しく聞いてみた

キムチには実は2種類あった驚き。その違いを詳しく聞いてみた。

2021/02/11 08:00

キムチ
(写真提供:韓国農水産食品流通公社)

キムチはカルシウム、カリウム、葉緑素などのミネラル、ビタミンA、ビタミン B、ビタミンC、たんぱく質、各種消化酵素などがバランスよく含まれており、食物繊維も豊富だ。

そんな中、「キムチには2種類あるので注意が必要」とSNS上で話題を呼んでいる。



 

■免疫力アップ効果

市販されているキムチには、「発酵しているキムチ」と「非発酵のキムチ」の2種類存在する。発酵食品には乳酸菌などのおなかに良い菌が含まれており、腸内環境を整える効果が期待できる。

また、生きた乳酸菌も多く含まれているので、体の中の毒素を排出し免疫力も高めてくれる。


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■キムチ味の野菜や鍋

しかし「キムチのもとで作ったキムチ」や「キムチ鍋のもとで作った鍋」は、発酵していない。「キムチ味の調味料に漬け込んだ野菜」や「キムチ味の鍋」と理解するのが正解。

では、どうやって発酵キムチを見つければいいのか。そのキーとなるのが「キムチくんマーク」だ。


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■韓国政府が保証

「キムチくんマーク」は、韓国政府がおいしさと発酵機能性を保証する信頼の証。このマークがついているキムチは、韓国産の材料を使用し、韓国の伝統的な製法により熟成発酵させている。

(写真提供:韓国農水産食品流通公社)

しらべぇ取材班が、各スーパーを確認したところ、「牛角の瓶キムチ」にはキムチくんマークがついていた。本来キムチとは、魚介類の塩辛を利用して発酵させるが、日本で販売されているキムチには化学調味料で代用されているものも多い。

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■日数経過で味も変化
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