コロナ対策で「年末年始はひきしめよう」の合言葉が話題 注意点を東京都などに直撃

新型コロナの感染拡大が止まらずに、首都近県が合同メッセージを出す事態に。その中身とは…

2020/12/22 17:00

小池百合子

22日の東京都・新型コロナウイルス感染者数は、火曜日としては過去最多の563人で、重症者数は64人となり、前日から1人増えた。そんな中、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県による共同メッセージが話題を呼んでいる。



 

■一歩踏み込んだ内容も

東京都政策企画局は、「年末年始は『ひきしめよう』を合言葉に感染予防を徹底するとともに、『おうち時間』を楽しみ、初詣など外出時は混雑を避け、みんなで穏やかな新年を迎えましょう!」と呼びかけている。

ひき続き「テレワーク」や「時差出勤」、及び「マスク・手洗い・消毒の徹底」を呼びかけ、高齢者や基礎疾患の人がいる家庭では「家の中でもマスクを!」と今までより踏み込んだ内容も盛り込まれた。


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■テレワーク実施率は増加傾向

東京都が都内の従業員3名以上の事業所約400社に対して毎月行っている電話調査では、8月のテレワーク実施率が全体の50.8%だった。しかし、9月は54.9%、10月が55.9%と徐々に増加傾向を示している。

担当者は「しっかりと意図を理解されて実施している企業が増えているが、引き続きご協力をお願いしたい」と述べた。


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■箱根駅伝の観戦を控えて

例年100万人以上が観戦している正月恒例の箱根駅伝。主催者の関東学連は「応援したいから、応援にいかない。」というキーメッセージを掲げた。また、スタート・フィニッシュ地点および中継所、コース沿道での応援・観戦は控えて、テレビなどでの応援を呼びかけている。

なお、スタート・ゴール地点でのイベント(大型ビジョンの設置、プログラム・グッズ販売、飲食等の提供ブースなど)は一切行われない。毎年警備等に応援を出している箱根町も、例年に比べて縮小した体制で臨むという。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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