テリー伊藤、衆院選の現金給付公約を猛批判 「結局借金だからね」「こんな国ない」

各党が選挙公約に掲げている現金給付策を、テリー伊藤が財源の観点から批判している。

2021/10/17 12:15

テリー伊藤

17日に生放送された『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、タレント・構成作家のテリー伊藤が出演。19日告示・31日投開票の衆議院議員総選挙に関して、各党が公約に掲げる現金給付策を批判した。



 

■現金給付を打ち出す各党

この日、番組はトップから選挙の話題を扱い、大学生の間で「若者の貧困」に関心が高まっていることを取り上げた。出演者が持論を述べる中、テリーは「若者の貧困ってコロナだと思うんですよ。コロナでアルバイトができない」と発言。

昨年、この対策に10万円の現金給付が行われたことに触れると、「これ僕はじつは、あまりいいことじゃないと思ってるんですよ」と否定的な意見を述べた。


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■将来の借金だと批判

各党が選挙公約に現金給付を打ち出していることが紹介されても、テリーは「日本の借金って1,106兆ですよ。世界でこんな国ないですよ? だいたいGDPの2倍くらい借金があるでしょ?」と前置き。

続けて、「これ、金ばら撒いて、誰がその借金を担うの?」「借金返すのって、孫とかですよ。子供とか孫。だから、自分の子供を苦しめてるみたいなもんですよ」と、財源が将来の“ツケ”になるとの視点から引き続き批判していった。

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■経済効果についても否定
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