ニトリ、アスベスト混入「珪藻土商品」の見分け方公開 「わかりやすい」の声も

ニトリのヒット商品に大きな欠陥が判明。ユーザーからは次々心配の声が飛んでいる。

2020/12/24 16:00

ニトリ

「珪藻土」を使用した一部商品にアスベストが含まれていたとして約240万個もの商品を回収しているニトリ

中でも各社デザインが酷似している「珪藻土バスマット」において、ユーザーから「持っているマットがニトリ製なのかわからない」という声が激増していることから、23日、急遽その見分け方について追加資料を公開した。



 

■便利さがウリだったが…

珪藻土を使った商品はここ数年で一気にキッチンや風呂周りのマストアイテムとなった。吸湿性、吸水性が特長の素材とあり、あっという間に表面の水分が消えることから食器の水切りマット、コースター、さらにはシュガーボックスに入れるスプーンなどとしても活用されている。

中でも爆売れしたのがバスマット。形状は長方形の板のようで、風呂上りにそこに乗ってもスッと足裏の水分が吸い込まれ、すぐ乾く。ニトリのバスマットはすでに170万個を売り上げてきた大ヒット商品だったが、22日、発がん性があるとされるアスベストが基準値を超えて混入していたとわかり、急遽回収に踏み切ったのだ。


関連記事:今さら聞けない『珪藻土』って何と読む? ニトリなどが商品を自主回収

 

■形がどれも一緒

珪藻土
(写真はイメージ ※回収された商品ではありません)

しかし問題なのは、ニトリや、同時期に回収を発表したカインズを始め各社「珪藻土バスマット」の形状が酷似している上、商品自体に名称や型番の記載がないケースが多いことである。

現に記者の持っている珪藻土バスマット、水切りマットはメーカー名はおろか、型番の1文字すらも書かれていない代物。箱もない状態では、数年前どこで購入したかを思い出すことは容易ではない。

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■公開されたフローチャート
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