小池都知事、減少傾向の新規感染者数に言及 「一言でいうともうひと踏ん張り」

新規感染者数が減少傾向にあるものの、医療提供体制がひっ迫していると説明する小池都知事。今後の対策は…。

2021/09/24 16:30

小池百合子

24日、東京都の小池百合子都知事が都庁にて定例会見を実施。新型コロナウイルスの新規感染者数は減少傾向にあるものの、医療提供体制は厳しい状況にあると言及した。



 

■感染者は減少傾向

会見冒頭、新型コロナウイルスの感染状況について触れた小池都知事。

16日に発表された新規感染者数の7日間平均が約1,011人に対し、23日の新規感染者数は531人(7日間平均で547人)と大幅な減少を見せているが、「感染状況、医療提供体制ともに変わらず、最高レベルの赤が灯り続けています」と厳しい状況にあることを説明する。


関連記事:小池都知事、緊急事態宣言と社会経済活動の両立に言及 今後の方向性については…

 

■入院患者数は高い水準

感染拡大に影響を及ぼす夜間滞留人口については、一定程度低い水準で推移。さらに都民や事業者の協力、ワクチン接種が進んだことにより、新規感染者が減少に転じたと小池都知事は語った。

しかし入院患者数については、「第3波のあとの底となった、3月の最低数1,250人を大きく上回る2,046人となっております」と、危機感をあらわにする。

小池都知事の考え方を学ぶには…【Amazon】

次ページ
■週末も引き続きの外出自粛
東京都小池百合子新型コロナウイルス定例会見新規感染者数医療提供体制
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング