BreakingDownいわち、木村美玲との再戦で“反則疑惑”を晴らす勝利

物議を醸したBreakingDown7からの再戦で、いわちが文句なしの勝利を収めた。

2023/03/31 22:55

いわち

31日に開催された総合格闘技イベント「BreakingDown7.5」で、極真ジュニア世界女王のいわちが、元極真世界8位・木村美玲と再戦。3-0で判定勝ちを収め、ネット上で物議を醸した前回の決着を着けた。



 

■白黒つける勝利に

いわちは序盤から手数で押し、順調に打撃を当てていく。対する木村は何とか喰らいつくも、押され気味の展開となった。

こうして1分間のラウンドを終えると、ジャッジ3人が全員いわちを挙げる判定勝ちに。勝敗が決まると、2人は因縁を忘れたように晴れやかな顔で手を握り、涙ぐみながら抱擁も交わした。


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■反則疑惑が浮上した前回

2人は2月のBreakingDown7でも対戦し、延長ラウンドの末に5-0の判定でいわちが勝利。

しかし、延長ラウンド35秒過ぎ、いわちのパンチ連打で膝を着いた木村がスリップではなくダウン判定を取られ、「反則では」「レフェリーミス」などとネット上で物議を醸してしまった。

その後、いわちは自身のYouTubeに「BreakingDown7 反則と言われている件について」と題した動画を投稿する。


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■試合後に場外乱闘

いわちは1ラウンド目でコンタクトが取れたことなどを明かした上で、「かがんでいるのか効いているのか、自分でもわからなかった」などと釈明。

最終的には「圧倒的に勝てなかった私が悪い」「もっと強くなって圧倒的な試合をするしかない」などと語っていたが、木村は「何が言いたいのか」などと反発。

後味悪く終わっていたため、しっかりした決着をつけさせようと、プロデューサーである朝倉未来が再戦カードを組んでいた。


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■会見では一触即発

21日の会見でも2人はバチバチで、木村は「人間性がヤバいと思った。大多数があなたの顔をひっぱたきたいと思っているはずなので、私もぶっ飛ばしたい」などとのっけからいわちを挑発。

対するいわちも「勝つには勝ったけど、勝ちきったとは言い切れない」と雪辱を誓い、「ただ弱虫には負ける気がしないので、絶対KOする」などと挑発し返していた。紆余曲折あったが、ひとまず決着は着いたようだ。

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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太

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