股間にシリコン大量注入で20代男性が死亡 遺族がサブカル集団訴える

サブカルな性的志向は本人の自由。だが、こんなアクシデントが起きてしまうとは…。

2019/10/17 11:00

(Stepan Popov/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

一般人の想像をはるかに超えるサブカルなプレイを楽しんでいたとみられる、アメリカのあるゲイ・コミュニティ。そこで昨年、異様に膨らんだ股間が自慢だった20代の男性が死亡した。


 

■サブカル集団の奴隷役として

オーストラリアに生まれるも米国に渡り、サンフランシスコを経てシアトルに暮らしていたジャック・チャップマンさんという同性愛者の男性。

彼はタンク・ハーフェルテーフェンという俗名を持ち、「マスター&スレーブ(ご主人様と奴隷)」を好むゲイが集まるサブカル集団で奴隷役となって生活していたなか、昨年10月に28歳の若さで急逝した。

ジャックさんは不自然なほど豊かな筋肉を誇り、乳首ピアスを愛する巨漢だった。そして誰もが注目したのがその下半身。睾丸部分はハンドボールを超える大きさに肥大していた。


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■身体改造を命じられた奴隷たち

ジャックさんがご主人様と呼び忠誠を尽くしていたのは、人気ゲイ・ブロガーのディラン・ハーフェルテーフェンさん。奴隷はジャックさんを含め5名おり、いずれも「子犬」と呼ばれていた。

ディランさんは2014年、股間の大きさは男らしさの象徴だと言って奴隷たちを身体改造施術者に紹介。彼らはそこで睾丸部分に生理食塩水とシリコンを少しずつ注入されるようになったが、ジャックさんだけが副作用の「肺塞栓症」を発症したという。

これに激怒したジャックさんの母親リンダ・チャップマンさんは今年9月、ワシントン州キング郡の裁判所でディランさんと奴隷役の仲間4名に対し、損害賠償を求める訴えを起こした。

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■「自己責任」とご主人役の男
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