新型コロナウイルス対策 「スーパーの入り口にあるモノ」をぜひ使ってほしい

世界で感染が拡大する新型コロナウイルス。自分自身や大切な人を守るため、買い物をするときにやっておきたいこと

2020/02/01 05:00

スーパー
(Kwangmoozaa/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

中国、武漢で発生し、猛威をふるっている新型コロナウイルス。30日には、世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言し、日本国内でも感染の拡大が懸念される状況に。

そうした事態を受けて、スーパーなどで買い物をする際、感染予防としてぜひ気をつけていただきたいことがある。


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■感染症予防には「手指衛生」が重要

連日の報道を受けて、ドラッグストアではマスクが品薄状態となり、悪質な高額転売が行われるなど、新型コロナウイルスは我々の生活にも影響を与え始めている。

こうした状況を受け、31日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、順天堂大学の感染制御科学教授・堀賢氏が、感染症の予防には「手指衛生」が最も重要であるとし、こまめな手洗いと市販のアルコール消毒ゲルなどの利用が最も効果的であると指摘した。


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■買い物前に消毒を

出入り口に置かれたアルコール消毒

しかし、消毒ゲルもマスクと同様に品薄状態となっており、入手できていないという人もいるだろう。そうした人も、ぜひ心がけていただきたいのが「買い物前のアルコール消毒」だ。

とくにスーパーでは直接手で野菜や果物を触ったり、買い物かごやカートなど、不特定多数の人が触れるモノを触る機会がとにかく多い。

現在では、多くのスーパーや商業施設に写真のような消毒スペースが設置されている他、報道を受けて急遽設置した店舗も少なくないよう。実際に記者の自宅近所のスーパーでも、数日前から消毒液が設置されている。


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■手洗いの徹底も

感染予防には消毒はもちろんだが、まずは手洗いの徹底も不可欠と言える。ちなみに、しらべぇ編集部が全国の10代~60代男女1,789名を対象に実施した調査において、「食事前に手を洗う習慣がない」と回答した人は、 36.0%。

食事の前に手を洗う

若い世代では女性にも目立ち、最も割合が高かったのは20代女性で46.3%だった。

食事の前に手を洗う

必要以上に怯える必要はないが、できることをして備えておくことが、自分や大切な人を守ることに繋がるのだ。

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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年2月21日~2020年2月26日
対象:全国10代~60代の男女1,789名(有効回答数)

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