過激動画を撮ろうと… TikTok中毒の13歳少女が大やけどする爆発事故発生

自分の動画がバズったところで、命には代えられない。「大丈夫だろう」という過信は禁物だ。

2021/06/06 15:00

炎・火・ライター
(Chonmawat Ngamchaeng/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

アメリカ・オレゴン州に住む13歳の少女が、TikTokで見かけた動画のまねをして上半身に大やけどを負い、救急搬送された。3回の皮膚移植手術を受けるほどの重傷だという。『ABC News』や『New York Post』など海外メディアが報じている。



 

■消毒用アルコールに引火

オレゴン州のポートランドに住むデスティニ・クレーンさん(13)は、13日、TikTokで話題の「可燃性の液体に火を付け文字を書こう」という動画を見て、自分でも試すことに。バスルームにキャンドル、ライター、そして消毒用アルコールを持ち込んだ。

しかし換気が悪く、消毒用アルコールに引火して爆発が発生。デスティニさんの上半身に火が燃え広がった。


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■3回の皮膚移植手術

上半身の広い範囲に最も重症とされる3度のやけどを負い、3回の皮膚移植手術を受けたデスティニさん。一命は取りとめたものの、いまだに会話ができる状態ではないという。

現在は集中治療室におり、鎮痛剤を用いて24時間体制の看護が続けられているが、今後にも皮膚のさまざまな治療、そして腕、肩、首や指のリハビリが待ち受けており、回復するまでに数ヶ月はかかるようだ。

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■「娘はTikTok中毒でした」
ライターアメリカ爆発リハビリやけどTikTok消毒液キャンドル集中治療室消毒用アルコール換気引火皮膚移植翻訳記事
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