東京都、10日のコロナ新規感染者は439人　減少傾向続くも変異株は9割に迫る

東京都福祉保健局が発表した10日16時45分時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数（速報値）は、439人となった。重症者数は前日から2人減少して55人、65歳以上の新規感染者数は6人減少して23人だった。

検査件数の3日間移動平均（7日〜9日）は8,866.3件。また、都外からの検体持ち込みによる陽性者は14人だった。

新規感染者数を検査数の3日間移動平均で割った陽性率は、5月24日以降では最も低い5.0％となった。

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■木曜としては2ヶ月ぶりの400人台

2021年以降の木曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月4日で279人まで減少。5月13日には1,010人まで増加していたが、その後4週連続で減少。今週は69人減となった。木曜日で400人台を記録するのは4月1日以来となる。

前週同曜日との比較で減少するのは28日連続。なお、前日と比較すると1人減となった。

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■移動平均は390人台に

直近7日間の移動平均は391.7人で前日より減少。ただし、対前週比は82.4%と2日連続で上昇し、減少傾向は鈍化している。23日連続で100％を下回った。

また、年代別では、20代が141人と最多。30代が84人、40代が77人と続く。男女別では男性272人に対して女性は167人。東京都の累計感染者数は165,163人となった。

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■変異株は依然9割

また、この日に発表された死亡者は6人と前日から1人減。内訳は、80代が3人、70代・60代・50代が各1人。一方で、都内における変異株の陽性率は、87.5％（361件中316件）に下落。

スクリーニングの結果、すべて英国株と呼ばれるN501Y型だった。

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（文／しらべぇ編集部・タカハシマコト）