4割が「復帰はおかしい」 芸能界にあふれる薬物問題と社会的制裁

近年、急増した芸能界での薬物問題。役者や歌手、スポーツ選手と幅広く浸透している問題だ。

2020/09/11 11:30

近年、芸能人の薬物所持、使用による逮捕が急増している。人気アイドルグループの元メンバーや、ミリオン歌手、日本アカデミー賞受賞俳優など様々だ。一方で、薬物問題での逮捕歴がありながら、芸能界復帰を目指す人も多い。

以前から「薬物に甘い」と言われている芸能界だが、薬物問題で逮捕された芸能人の復帰に関して、世間はどう思っているのだろうか。


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■「復帰はおかしい」4割超え

しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,789名を対象に調査したところ、全体の43.3%が、「薬物で逮捕された芸能人が芸能界に復帰するのはおかしい」と回答した。

一般企業であれば、薬物犯罪で有罪となれば懲戒解雇が当たり前。過去に芸能界で活躍したとはいえ、薬物問題を経た上での芸能界復帰に対して、世間の目は冷たいようだ。


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■中高年ほど厳しい視線

性年代別では、男女ともに60代がもっとも高い割合になっている。

10代に対して60代は男女ともに2倍の数値を示しており、中高年層が薬物問題に対して厳しい目を持っていることがわかる。

また若い世代の中で飛び抜けて数値が高いのが30代だ。この年代は、まだ記憶に新しいアイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバー田中聖、田口淳之介や、女優の沢尻エリカと同年代。年齢が近い芸能人の薬物問題での逮捕を受けて、薬物問題経た上での復帰に批判的なようだ。

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■アーティスト・役者の逮捕の増加
薬物沢尻エリカ芸能人ピエール瀧電気グルーヴ清原和博田口淳之介薬物依存田中聖
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