幼少期の自分の心を開いた市川海老蔵の言葉を尾上右近が明かす 「おまえ歌舞伎好きなの?」

市川海老蔵との思い出を語った尾上右近。その一方、視聴者の間では尾上の話し方が「市川にそっくり」と話題に。

2021/07/19 06:40

市川海老蔵

18日に放送された『日曜日の初耳学』(TBS系)で、歌舞伎俳優の尾上右近が「己の役者人生を変えた言葉」として、市川海老蔵が自分にかけてくれた数々の言葉を告白した。



 

■7歳で舞台に上がるも…

林修先生が尾上にインタビューを行い、本音を引き出すための質問を実施した今回。そんな中、尾上を作った5人の名優が紹介されると、尾上はその中の1人で、幼少期だった自分を開眼させてくれた人物である市川の話を語り出した。

六代目尾上菊五郎を曾祖父に持ち、銀幕の大スター・鶴田浩二を母方の祖父に持つ尾上。しかし、尾上が生まれた家は伴奏音楽を担当する清元の家系であり、役者の家系ではないため舞台に上がる機会はなかったという。

しかし、歌舞伎好きな自分を面白く思った中村勘三郎のおかげで、7歳の時に役者として舞台に上がれたという尾上。

そんな尾上だが、当時は役者の家ではない子供が歌舞伎に出ていたため、生意気だと思われたら嫌われてしまうという理由で「大人と話してはいけない」と言われていたそうだ。


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■心を開いたきっかけは

すると、抑えつけられて育っている尾上に対し、市川は「おまえ歌舞伎好きなの?」「何が好きなの?」と積極的に話しかけに来てくれたとのこと。なお、この当時を語る尾上は市川の話し方にそっくりであったため、林先生は「ちょっと似てますね」と驚いた。

そして「話してはいけない」と言われていたため、市川に対してだんまりを決め込んでいた尾上だったが、そのうち何度も話しかけてくれる市川に心を開くように。

その後、尾上右近の襲名が決まった際に報告と相談をすると「役者やりたいんだったらやった方がいいよ」と、背中を押してくれたそうだ。


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■モノマネに注目集まる

さらに市川は、親子の物語「連獅子」に強い憧れを持っていた尾上に「おまえと連獅子をやる」と言い、市川が初めて親獅子を演じた際に、当時15歳だった尾上が子獅子を演じたとのこと。

この出来事を「貴重な経験」と語った上で、尾上は「人と関わるってことはとっても大事なことだと教えてくださった」と話した。

その一方で、ネット上では市川の話し方を真似する尾上が話題に。「海老蔵さんほんと似てる…」「右近さん、海老蔵さんのモノマネ上手いな」と絶賛する声が相次いだ。

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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子

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