猫を拾った女性が本当の飼い主が現れるも返却を拒否 「野良猫だと思って」
全身ノミだらけで感染症も患っていた猫を保護し、懸命な看病をした女性。ある日、本当の飼い主が現れ…。
ある日、自宅の庭にふらりと現れた1匹の猫。世話をしているうちに、そのかわいらしさにどんどん愛着が沸いてしまったという。「野良猫だと思って保護したのに…」というある女性の嘆きについて、イギリスの『Mirror』が報じている。
■様々な感染症が判明
海外の人気掲示板『Reddit』に、このほどある女性から「自宅庭に現れた猫を保護したのですが…」という書き込みがなされた。それは6ヶ月前の出来事だった。自宅の庭にやってきた猫は身なりが汚く、全身ノミだらけだったことから、まずはシャワーで綺麗にしてあげた。
さらに獣医に連れて行くと、ノミの他にも爪や歯、目にも感染症を患っていることが判明。女性はかわいそうな野良猫だと思い、そのまま世話することにしたという。
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■感染症の悪化で失明の危険性
猫はひどく人間に怯え、女性との信頼関係を築くのにも時間がかかったが、しばらくするとすっかり懐いてくれるまでに。女性は動物病院で去勢手術を受けさせたが、その際、獣医からは「角膜が破裂しているため、視力は戻らない可能性が」と告げられてしまった。
それでもあきらめず動物病院に通い続け、投薬を守ったところ、なんと感染症は完治。猫は健康を取り戻したという。