DeNA・佐野恵太 「キャプテン!」連呼でお辞儀され苦笑

1日、NPBの春季キャンプが各地で始まった。DeNAの2020年新キャプテンの佐野恵太は表情を引き締めながらも…。

2020/02/02 07:45

佐野恵太
打撃練習に取り組む佐野恵太

1日、プロ野球・横浜DeNAベイスターズの春季キャンプが沖縄県でスタート。2020年より新キャプテンに就任した佐野恵太内野手は、主将初日を終え「去年より、チームメイトに見られていると思った1日でした」と表情を引き締めた。


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■「明らかに違う緊張感」

佐野恵太
ランニングで引っ張る(右端の44番が佐野)

初日にして、早くも主将の自覚が芽生えてきた。「今日1日で(自分がキャプテンだと)意識したというより、1年のなかで苦しいときがあっても、僕が下を向くとチームメイトも下を見てしまうと思うので、常に前を向いて(いかなければならない)。その1日目だったのかなと思う」。

「去年までとは明らかに違う緊張感もあって、キャプテンとして頑張らないといけないなと思う」とも言い聞かせた。


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■呼ばれ方は…

キャプテンに就任しても、「呼ばれかたはこれまでと同じで『サムスン』」と佐野。が、ロペス、ソト両選手は「『キャプテン! キャプテン!』とお辞儀をしてきた」と苦笑い。

佐野恵太
練習に励む佐野

1月25日の就任会見で「自分らしく明るいチームになれるように」と話していた言葉のとおり、上々の立ち上がりを迎えた初日となった。


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■円陣で話したこと

練習前、選手・監督が円陣を組み気合を入れたときには「みんなから『佐野! 佐野!』と声があがっていた。ミーティングのときにも話したので(そんなに)しゃべることはないと思ったけど、『怪我のないよう頑張りましょう』と話しました」。

佐野自身は、「自分のことを一番に、と考えていたけど、これからは誰かが風を吹いてくれるのを待つのではなく、自分で起こしてみんなでいい風を吹けるように」と呼びかけ。

昨季までチームを牽引してきた筒香嘉智はMLB・レイズに移籍。だがその穴を“ワンチーム”体制で埋め、着実に勝利を積み重ねていく。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部 撮影/キモカメコ佐藤

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